九州・・・無謀な旅2 (part31)



 出発して、しばらくすると、客室乗務員の人から、こちらのものをもらいました。

DXグリーン車専用のサービスです。

専用のトレイに、おしぼり、ドリンク、クッキー、キャンディーがありました。
 このトレイは、リレーつばめ専用のもので、欲しかったのですが、持ち帰りは不可です。
 クッキーの袋をあけると、二つ入っておりました。
DXグリーン車にしかない特権です。

普通のグリーン車ですと、おしぼりとドリンクサービスだけですので・・・
 サービスに堪能していると、あっという間に熊本の車両基地が見えてきました。
 14時50分、熊本駅に到着しました。

普通グリーン車には、数人乗り込んできました。
 列車は、順調に走行し、田原坂を通過。
このあたりで、ドリンクをおかわりました。 おかわりが自由なのも、魅力的です。
 熊本から30分ほどノンストップで、15時20分、大牟田駅に到着しました。

あと少しでリレーつばめの旅が終わります。
 久留米を過ぎて、筑後川を渡ると、最後の力走で時速130kmまで飛ばします。
 そして、新幹線の高架橋が見えてくると、終点が近づいてきました。
 16時08分、終点の博多駅に着きました。

これで、九州の周遊の旅は、すべて終わりました。
 博多駅では、土産物や駅弁などをゆっくりと購入した後、新幹線のホームへと向かいました。

いよいよ名古屋へ帰るだけとなってしまいました。
 わたくしらは、17時22分発、のぞみ46号に乗車しました。
 最後の新幹線乗車です。

これで、現実の世界が待っているとなると、皆がショックの表情を受けていました。
 車内へと入りました。
新幹線では指定席を確保しました。
 最初の停車駅の小倉駅を出ると、日本海が見えてきました。

いよいよ九州からお別れです。
 あっという間に関門トンネルを抜けて、新下関(しんしものせき)を通過しました。

本州に入りました。
 そして、順調に走行し、減速すると、徳山(とくやま)駅を通過しました。

山陽新幹線で海の車窓が見える、貴重な場所の一つです。
 徳山といえば、このコンビナート群。
 オレンジ色の炎が出ているのもあり、印象的でした。
 新幹線内でも、のんびりと過ごし、20時45分名古屋駅に到着しました。

これで、九州の無謀な旅を終えました。

 今回は、無謀な旅の第2弾を行いました。 車椅子で寝台特急の乗車、DXグリーン車の乗車など、以前には無いことも挑戦しました。
やはり、少しでも動くことが出来れば、多少段差などがあろうといけることも確認できました。
今回の旅は、九州の特急列車、グリーン車、寝台車、九州での観光など色々な思い出が残り、印象深くなったに違いありません。

また、人身事故、強風、乗客同士の喧嘩(ケンカ)という、最悪な列車の遅れも経験しました。

今回もこれらのことを含めて、すごく充実した4日間の九州の旅でした。
次回、無謀な旅をするのは、どこの地域になるのか、今から楽しみです。





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